昨日のクラス、Iさんの作品経過の出来事。。。
色が行ってしまった。どこへ!??
これは、フレスコ画特有のできことで、アルカリ性の強い漆喰は、
顔料によっては、このアルカリ性に負けてしまうことがあるのです。
先週4月4日の作品経過です。...
こちらは、昨日の4月11日。
乾いたときの色。↓
藤色のような、紫系の
バックの色が薄くなっているのが、解りますでしょうか!????
ショック!!!!!
今回の場合、
顔料は、どちらも耐アルカリの物を使用していましたが、
顔料同士を下地の漆喰にMIXしてませ合わせた結果、
色が消えて薄くなっていました。
実は
先週も色が抜けてしまい、(先週は耐アルカリ性のピグメント(西洋顔料)と
日本画の水干し顔料をMIXしていました)、、、
耐アルカリ性同士のピグメントをMIXした結果でした。
フレスコ画は、化学反応が、かなりあります。
今回もやってみなければわからない、反応でした。
色々と実際のやってみなければ、分からないことがいっぱいです。
でも、この経験は、実験して、行動してみなければわからない
味わいでもあります。
Iさん=負けるな!???