おはようございます。
札幌も6月に入り、夏はもうそこまで。
札幌では、よさこい祭りが始まっていますよ!(私はよさこいとは無縁ですが、、、ははは☀)
さて、、、
気になっていた言葉があります。
それは、
「trencadis」(トレンカディス)
NHKの旅番組、「世界街歩き」で偶然見たバルセロナ。
たぶんグラシア地区だとおもうのだけど、そこのモザイク工房に立ち寄った時のこと。
懐かしいスペイン語で、工房のアーチストが
「このモザイクのやり方はバルセロナ発祥のテクニックよ!バルセロナが由来なの。」と
モザイクテクニックについて、orgullosa (オルグジョッサ、意味・プライド、誇りに思う。)に言っていたのです。
しかし
その言葉、聞き取れず、、、、。
ただ「クラッシュタイルのやり方だな」とはわかりました。
バルセロナ、特にガウディ―が使っていた色々な陶器を割って、破片を組み合わせていく方法。
グエル公園がその代表的です。
当時、グエル公園が建設された時、時代は第一次世界大戦で物がなく、
陶器屋さんから、欠けていたりして、要らなくなった陶器を
集めて、このグエル公園のモザイクが完成されたと聞きました。
今でいう正にエコロジー。
それが今では、バルセロナを代表する建築物になり、観光名所として世界遺産になり、
世界中から人が集まってくることになるとは
当時のガウディ―は思っていなかっただろうな。。。
聞き取れなかった言葉を調べてみると、出てきた
「trencadis (トレンカディス)」
どうもスペイン語じゃなさそうだったので、
早速、バルセロナに住んでいるカタラン語を習っている友人に、メッセージで聞いてみました。
すると
「 trencar という動詞は、(壊す)という意味だよ!trencadisは造語かな!?」
やはりクラッシュタイルの意味でしたが、
私がいたときも言ってたのかな!?随分昔だから、わからないけど、カタラン語だからかな、、、うーん、知らなかった。
バルセロナはカタルーニャ地方で、カタルーニャ語(カタラン語)を話します。
歴史の中、戦争で、
カタラン語を禁止され弾圧された期間も経て、
今も尚、大切にカタルーニャの人達は、
カタランを愛し、
カタルーニャ文化に「orgullosa (プライド・誇り)」をもって
世界に発信しているんだな〜って、とても感じました。
クラッシュタイルは、基本的なモザイクの技術の一つですが、
「トレンカディス」というと、とても新鮮で、
モザイクの気持ちを初心に帰らせてくれた気がします。
私も「orgullosa」に、「トレンカディス」
見直してみます!!!!!
グエル公園↓のトレンカディス例です。