2015年08月11日
人生スイッチ= ラテンのスイッチ違います〜
2015年07月11日
マリリンモンロー 瞳の中の秘密
2014年04月19日
個展終わりました〜映画LIFEみて!
2014年02月24日
ピーターラビットと湖水地方
ピーターラビットって私が子供のころは、
本よりももっと、キャラクター商品がでていて、
商品としてのピーターって、ただかわいらしくて
正直好きじゃありませんでした。
使い込んだ透明水彩の絵の具パレットから始まる映像にひかれ、
最後まで見てしまいました。
こんな話だったのね!!!
私もスペインにいたころイギリスに旅行にいって、湖水地方にもいったことがありました。
湖水地方は、とてもとてもきれいなところで、
バックパッカーの日本人2人(私と友人)を現地のおじ様が
ヒッチハイクで乗せてくれて、案内してもらった思い出があります。
その方は日本に旅行にいったとき日本人がとても親切だったから、
そのことを思い出し君たち案内するよといってくれたのです。
日本人のおもてなしがこんなところでも。。。話がそれましたが、
そこでお土産の目玉として、売られていたピーターラビット。
英語のわからない私は、ピーターラビットの故郷なのね=くらいにしかおもっていませんでしたが、
こんな「ミスポター」の人生のストーリーがあったとは。
ピーターラビットの作者ミスポターが、あの美しい湖水地方を壊してはならないという思いで、
土地を購入しながら、あの場所を守った人だったんですね。
もちろんあの場所が、ピーターラビットの生まれた故郷でもあるのですが、
彼女の人生と湖水地方との強い結び付きをしり、
「こんなにも自然との関係が強い人ってすごいな=」と思いました。
湖水地方を愛し、彼女の純正性が湖水地方に愛された人なのかも。
それだからこそ、あの話があの絵が描けたと知りました。
今見るとわかります。
もう一度彼女の本見てみなくちゃ!
2014年02月19日
太鼓の映画 扉をたたく人
「扉をたたく人」
この映画大変良かったです。
真面目に生きていたおじさんが、どうしても音楽をしたくって
ピアノをならってましたが。。。。
なかなか上達しない。先生も感じ悪い。
音楽やってみたいのだけど、うまくいかない。
そんなとき、ひょんなことから、カップルに出会い、
ジャンベという太鼓に出会う。
そこで又社会の無常さを知るのですが、
太鼓は社会の垣根なく、
叩くというリズムで、人間同士を結び付ける。
その人を受け入れる。。。。。。
その人が心を開いたのかな?。。。。。
まさにタイトルどおり。「扉をたたく人」でした。
とても印象的な映画でした。
いい映画です。
お勧めです
2013年12月06日
マンデラさん 「インビクタス」
今日速報でネルソンマンデラ氏の悲報がでました。
95歳だったそうです。
27年間も収監されて、95年の生涯は、長かったのか、短かったのか。。。。
マンデラさんのこと、そんなに気にしていたわけではないんですが、
クリントイーストウッド監督の 「インビクタス」を見てから、
すごく心に残った人になりました。
南アフリカといえば、学校でも、金の産地とアパルトヘイトで覚えましたが、
「インビクタス」は、マンデラさんが大統領になってからのお話でした。
何が心に残ったかというと、
30年近く監獄に入れられ、とても狭い部屋、かなり小さい窓から見えるいつもの景色、
そのなかで、なぜ諦めずにいられたのか。。。。
その場所からマンデラさんが思っていた詩がありました。
それはウイリアム・アーネスト・ヘンリーの詩、
「運命を決めるのは我なり。我が魂を制するのは我なり。」
屈しない魂。
だれにも、何にも奪われない
あるということ。
そんなこと、よっぽどの
悲劇の中でしか考えられないんじゃないかと
思うかもしれません。
でもそんな境遇で出会う真実を知り、
共感して変化していけるのが
私達なんじゃいかな〜って、
感動しちゃう映画でした。
すごいな〜人間って。
95歳で亡くなったマンデラさん。すこいな〜。
2013年11月18日
映画 シャイン 心の居場所
昔見たけど何も覚えていなかった映画。
「シャイン」
実在する不遇のピアニストの話。
流れで又見ましたが、(全然覚えてないし〜)、大変良かったです。
話は中盤から始じまるのですが、
それも、なかなか話しに入りやすくて良かったな=
それは、大雨の中、ビショビショに濡れた、
ちょっと変な人が、ガラス越しに窓をたたく。
中に入れてと。
中にはピアノがあったんです。
「ダメだ」と拒否する人と、「かわいそうだから入れてあげなくちゃ」という人。
入れてあげてるとピアノに近づき、拒否した人が、「お前にピアノなんか引けるのか」と
言って座らせると、すごいピアノを弾きだす。
それから、そのピアニストの生い立ちに映像が変わるのですが。
優しい心は、時に弱いと思われれがちです。
そして、それを強くしなくちゃなんで、余計に叩いてみたりして。
親に言われるから、自らもそうしてみたりして。
親も悪気があるわけじゃないんだけ。
心配だからこそ、親の来た道をどうしても、薦めてしまう。。。
それにしてもこの主人公の、お父さん酷いわ〜。
だけど、生きていけば、そこがいい、って言ってくれる人もいるんです。
世界が広がれば、壊れそうでも必死にそれを大切にしていることを、
美しいと、思う人がいる。
人の道って人それぞれある。
それは、その人だけの道。
だからこそ、酷い人(父)でも学ぶべき訳もある。
ラフマニノフのドラマチックすぎる曲と、そのピアニストの人生がぴったり重なった
いい映画でした。
ハッピーエンドです。
2013年11月12日
続11月 映画 ヤコブへの手紙
とうとう札幌も初雪です。
この時期になって、今年見た映画で、思い出されるのがこの映画。
ヤコブへの手紙
フィンランドの映画です。
とても静かで、
美しい映画です。
森の中の古い家。
ヤコブ神父の家へ沢山の人々から手紙が来ます。
ヤコブ神父は眼が見えなくなってきて、
神父のお世話をする仕事のため、
罪を償った一人の女性が住み込みで来ます。
その女の仕事は、手紙を読む仕事なのですが、、、、。
新約聖書に「ヤコブの手紙」というの節があるそうで、
それは、聖ヤコブが書いた手紙。
この映画は、ヤコブに送られてきた手紙。
もしかしたらこの辺にもこの映画のモチーフがあるのかも
しれませんね。
手紙を出せば、色々な形で返事が来ます。
メールもいいけど、
手紙には、待つ時間という、
メールにはない別のものがありますね。
私はこの映画泣けました。
又見ようかな〜!
2013年10月18日
そして、ギャベからニーチェの馬!
DVDで、映画ニーチェの馬をみたのですが、、、、
白黒の映像はとても美しい。
でも内容は、なんというか、、、、特別に暗いのです。
砂嵐の音、その中で毎日ほとんど同じ生活をする年老いた父と娘。
同じ食事、同じ風景、同じ習慣を繰り返し、繰り返し、繰り返し。
白黒の映像、砂嵐の音、同じ音楽、、、、、。
あー、なんて眠くなるこの映画。。。。。
でも、その中の小さな出来事は、とても大きな出来事に感じる。
ニーチェはどこにも出てこない。
でもニヒリズムで有名になったニーチェとは、反対の位置に生きるこの家族。
なぜか、タイトルだけで、ニーチェを改めて知りたいと思うような、、、。
簡単にいうと、
ザーと砂嵐の音、ズンチャッチャ、ズンチャッチャ、と昼間、そして、イモ、そして寝る、
そして朝、又、ザーみたいな映画(なんて失礼な)ですが、
時は静かに経っていく。
どんな映画?と聞かれれば、はっきりいって面白くない映画です。
でも、忘れられない、、、、
これはいい映画の特徴ですね。
第61回ベルリン国際映画銀熊賞です。
で、なんでギャベからニーチェの馬へというかと、
ギャベを見て帰りの車の中、思ったんです。
「ニーチェの馬の娘もギャベを織っていたらよかったのに。。。。」
又、ニーチェの馬を思い出す私でした。