去年は、イスラム国ISに日本人が犠牲になって、、、大変悲しい事件がありましたが、
もう、あの強烈なイメージも、私すっかり忘れてしまって、。。。
でも、クルド人の難民キャンプの子供たちが撮ったショート映画を見て、
反省しました。
自身もクルド人という、映画監督バーマン・ゴティバさんが、クルド人難民キャンプで
映画学校を設立して、子供たちに映画を撮らせました。
どの子の映画も、本人がISに受けた壮絶な経験をドキュメントしたような内容で。
どの映画も、胸が張り裂けそうになりました。
そして、中でも印象的だったのが、
両親がISの攻撃で、大焼けどをおい、自分も顔に大焼けどの後をおった男の子の話。
両親は、全身包帯で、ほとんど動けない状態で。
男の子一人が、家族の世話をしているようなんですが。
お父さんのメガネを割ってしまうのです。
それで、お父さんのメガネを誰かに貸してほしいと、探しにいくのですが、、、、

なんせメガネって
顔についているものだから、だれも貸してくれない。。。。。
でも一人のお母さんが、
最後に貸してくれるんです。
「レンズが一枚あったら、見えるから、一枚はお父さんに」って。
同じ悲しみを背負った、難民キャンプの中の一人のお母さん。
私、
眼鏡を分けるって、想像できませんでした。
すぐ忘れてしまう私だけど、
これだけは忘れません。