おはようございます。
なかなか初雪が降らない、今年の札幌です。
今週は、降るかな!?
さて昨日の続きと言ってはなんですが、
フレスコ画って、あまり、日本ではメジャーではありません。
絵画の中でも
西洋絵画は、
デッサン(鉛筆デッサン、木炭、コンテなど)、油絵、(油絵具)水彩画、(アクリルや透明水彩など、)パステル画 、、、など
種類が色々ありますが、これらは、その画材を使って描いた絵画、ということになります
その中で、フレスコ画、、テンペラ画は、古い歴史があり、中でもフレスコ画は紀元前からのものもあります!
絵の具と言われているものは、もともとの色の元、顔料に、
油絵だったら、油系の定着剤、
水彩絵の具は、水系の定着剤を混ぜ合わせて作っているもので、
キャンバスや紙の上に描いたとき顔料の色が定着するという、
じつは、優れもの!!!!なのです
(顔料だけで、キャンパスに描いても、ポロポロですよ、、、色が落ちちゃいます〜。。。)
その点、フレスコ画は、顔料のみで描きます!
👀どうして、顔料だけで、色が定着するの!???
それは、乾いていない漆喰に描くからです!!!!!
そして
どうして乾いていない漆喰?なのか?
普段、
西洋漆喰は、水に寝かせて保管しています。
それは、フレスコ用の消石灰を水に半年以上漬かせているものです。
描くときは、水から出して、、パネルに塗る(詳しくは2種類の砂を混ぜて土台作りがあります)
乾いていく最中に、顔料が、定着していく、、、、
詳しく言いますと、、、
水に寝かせた消石灰が、空気に触れて石灰に戻るとき(それが、乾いたときなのです!)、
カルサイトという透明な膜ができて乾いていく、、、、
その中に顔料が封じ込められる、、、
そんなイメージなのです。
そしてフレスコ画の中でも一番有名と言っていいのではないでしょうか!?
Hand of God andAdan
というタイトルがついているのですね!
バチカンのシスティーナ礼拝堂
のミケランジェロ様のフレスコ画です。
今日は長くなってしまったので、
明日に引っ張ります。。。すみません。
posted by aqui at 09:50| 北海道 ☔|
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日記
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